■ 中三の2学期、信じられない出来事が起きた
姉が中学3年生の2学期。 受験を控え、クラス全体が緊張感を持って過ごしていた時期に、 あり得ない出来事が起きました。
その日、授業が始まる時間になっても、 担当の先生が教室に来ませんでした。
5分、10分、15分…… 生徒たちはざわつき始めました。
「どうしたんだろう」 「先生、忘れてる?」 「誰か呼びに行った方がいいんじゃない?」
そして、クラスの代表のような子が、 職員室に先生を呼びに行きました。
ここまでは、どこの学校でも起こり得る話です。
しかし── 問題はその後に起きました。
■ 呼びに行ったのに、なぜか“生徒全員が叱責された”
先生が教室に戻ってくると、 開口一番、こう言ったそうです。
「なんで早く呼びに来ないんだ。 授業ができないじゃないか。」
生徒たちは唖然としました。
- 授業に来なかったのは先生
- 呼びに行ったのは生徒の善意
- 騒いでいたわけでもない
- むしろ静かに待っていた
それなのに、 なぜか生徒全員が叱られた。
姉は帰宅してから、 怒りと悔しさで涙をこらえながら話してくれました。
■ この件は、ママ友4〜5人の間でも大きな話題になった
この出来事は、 姉のクラスだけの問題ではありませんでした。
後日、妻がママ友4〜5人と話したとき、 全員がこの件を知っていました。
- 「うちの子も怒ってた」
- 「なんで生徒が悪いみたいに言われるの?」
- 「先生が来なかったのに叱られるっておかしいよね」
- 「あの先生、前からちょっと…」
保護者の間でも、 「あれはさすがにひどい」 という意見で一致していました。
つまり、 これは個別の問題ではなく、学校全体の“指導力不足”の象徴だった。
■ さらに衝撃──「授業が崩壊している科目がある」と聞いた
この件をきっかけに、 他の保護者からさらに驚く話を聞きました。
「あの先生の授業、もう崩壊してるらしいよ」
- 生徒が騒いで授業にならない
- 注意しても聞かない
- 先生が怒鳴るだけで進まない
- 進度が遅れすぎて受験に間に合わない
そんな話が、複数の家庭から出てきたのです。
私は父親として、 「これはもう個人の問題ではない」 と確信しました。
■ 仲の良い3家族で、それぞれ校長と面談することにした
このままでは受験に影響が出る。 子どもたちの未来が危ない。
そう感じた私たち3家族は、 それぞれ別の日に校長と面談することにしました。
- 先生が授業に来なかった件
- 呼びに行った生徒が叱られた件
- 授業が崩壊している科目の件
- 受験生としての不安
- 学校としての責任
これらを、 一つひとつ丁寧に伝えました。
校長は真剣に話を聞き、 メモを取りながら対応を約束してくれました。
■ 劇的な変化はなかったが、“確かに変わった”
正直に言えば、 劇的に学校が変わったわけではありません。
しかし、 確かに変化はありました。
● ① 遅刻した教師には厳重注意
その後、その先生が授業に遅れることはなくなりました。
● ② 授業が崩壊していた教師には“監視役”がついた
もう一人の教師が授業に入り、 授業が成立するようになりました。
● ③ 進学校らしい雰囲気が少し戻った
生徒たちも、 「最近は授業がちゃんと進むようになった」 と言うようになりました。
大きな改革ではありませんが、 保護者が声を上げたことで、確かに学校は動いた。
これは大きな意味があります。
■ 父親としての結論:学校は“言わなければ変わらない”
今回の件で、私は強く感じました。
学校は、保護者が声を上げなければ変わらない。
- 子どもが泣いても
- 授業が崩壊しても
- 教師が遅刻しても
学校は“そのまま”になってしまう。
しかし、 複数の家庭が声を上げれば、 学校は動く。
これは、 子どもたちの未来を守るために、 親ができる大切な行動です。
■ 最後に:子どもたちのために、親は遠慮してはいけない
私は姉にこう伝えました。
「お前たちが安心して学べる環境を作るのは、大人の仕事だ。」
学校が間違っているなら、 親が声を上げるべきです。
今回の件は、 その大切さを痛感した出来事でした。
私はこれからも、 父親として、士業として、 子どもたちの未来を守るために発信を続けます。


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